首が痛い!首の後ろが痛い時の改善していく手順
首が痛いと頭痛・吐き気・めまい
首に違和感を感じ始めると、いつの間にか首の後ろが痛くて夜眠れないほどの症状が出てきます。
首が痛くなると、頭痛や吐き気を伴い、さらには目まいまで引き起こすようになってしまいます。
夜眠れずに寝返りばかり打ち、明け方疲れてやっと眠れる。
毎日これが続いている人もいると思います。
首の後ろが痛い原因は枕じゃないよ病院にも行く必要なし
首が痛む原因は分かりますか?
最初は枕に疑いをかけたんじゃないですか?
枕は潔白です。犯人じゃないよ。
今まで使ってきた枕が、急に合わなくなる事はないので、買い替える必要はないのです。
首や肩のコリと思ってストレッチしても、あまり効果は無かったはず。
首の後ろが痛い原因は『筋力の低下』です。
日に日に筋力が低下して、とうとう首の痛みとして症状に現れてきたわけです。
首が痛いのがストレッチじゃなくて筋力という理由
ご飯を食べたら、頭痛が和らいだなんて経験はないですか?
これは噛む事で筋肉を使ったからです。
噛むというのは、意外なほど筋力を使います。使うと同時に、筋力を鍛えているのです。
頭が痛いから、横になって寝ると余計に頭痛が酷くなりました。
筋力が原因で首の後ろに痛みが出る時は、寝る姿勢に無理があるのかもしれません。
よく噛んで食べていますか?
食事の時、よく噛んで食べるだけで違いが出てきます。
お肉の塊や乾物などを食べるようにするといいでしょう。
歯ごたえのある食べ物を食べてみましょう。
また、仕事中やTVを見ている時などに、ガムをかむのもいいでしょう。
もし、噛みごたえのある食べ物を食べていて、頬に筋肉痛のような痛みを感じたら、確実に筋力が衰えている証拠です。
顔立ちが老けてみえるのも、筋力が無くなっているのが原因です。
また、首の痛みが初期の場合などは、「腕立て伏せ」をすると症状が緩和する事もあります。
首に繋がる筋肉を使ったからです。
首の痛みは、首に繋がっている筋肉を鍛える事で治せるのです。
首が痛い時の筋トレは背中・腕・腰
首が痛いからといって、首を鍛えるというわけではありません。
そもそも首なんてどうやって鍛えるのか分からないでしょ。
鍛えなくてはいけないのは、首に繋がった筋肉全てと関節です。
筋肉を使っていない状態という事は、関節部分も固まってしまっています。
特に肩甲骨と腰。
首からかけ離れた部分なのですが、辿って行くと首に繋がっています。
背中にある背骨のサイドの筋肉を辿ると腰に辿り着きます。
首から肩を通って腕まで行く途中に肩甲骨はあるのです。
鍛えなくてはいけないのは、ちょうどTシャツを着た時に隠れる部分。
その部分を鍛えるとなると、結局全身動かす事になるんですけどね。
首の痛み解消筋トレ手順と方法
- 食事でよく噛む
- 肩甲骨・腰を柔らかくする
- 筋力トレーニング
食事でよく噛む
噛みごたえのある食事を用意するようにして下さい。
やわらかい食べ物は、噛む回数も少なくすぐ飲み込んでしまうため、よく噛む練習になりません。
噛む習慣がなかった人は、よく噛んで食べる事自体に違和感を感じると思います。
また食事に赤身の肉や大豆を取り入れる事で、筋肉を作る材料となるたんぱく質を取る事が出来ます。
赤身の牛ステーキや、炒った豆のお菓子など、歯ごたえを感じながらたんぱく質も取れるものはとてもいいと思います。
肩甲骨・腰を柔らかくする
腕を動かして肩甲骨を回してみると、ゴリゴリ嫌な音がしませんか?
運動不足で関節が固まってしまっているのです。
仕事でパソコン作業をしたり、スマホ操作の時間が長いと、腕が常に前にある状態です。
腕を後ろに動かす機会が少なくなっています。
座りっぱなしの状態も、腰を動かす機会が少ない。
日頃の生活が原因で、肩甲骨も腰も柔軟性を失ってしまったわけです。
肩甲骨を回したり、腰を回す事を心がけましょう。
無理に筋トレしようと激しい運動をしてしまうと、関節を傷めてしまいます。
最初は、軽めの筋トレをしながら、関節を柔軟にしていきましょう。
価格が手軽でコンパクトな器具もあります。
ストレッチのやり方を説明してくれるDVDも付いているので、分かりやすくておすすめです。
TVを見てくつろいでいる時にも、ソファの上でストレッチする事が出来るので小まめにトレーニングに取り組みやすい。
詳しい使い方はサイトの方で確認してみてください。
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関節に柔軟性が出て来たら、次は本格的な筋トレに入って行きます。
筋力トレーニング
ダンベルなど重さのあるものを両手に持ってください。
サラダオイルのボトル(未開封)は、取っ手が付いていて重さもあるので代用できます。
立った状態で、重りを持った両手をまっすぐ前に出します。
腕を上げたり広げたり、いろんな方向に動かして静止する事で、腕に負荷をかけます。
腕の付け根辺りに堪えると一番効果的。
腕を広げて腰をひねると腰に柔軟性が出て負荷もかかるので、色んな体の動かし方をしてみてください。
次は上半身を90度に曲げて、重りを持った腕を上げ下げしたり、左右に開いたりしてください。
背中全体から腰にかけての筋肉に負荷がかかると思います。
腰を柔軟にしてから行わないと、ギックリ腰になるかも知れないので気を付けて下さい。
腕立て伏せも効果的です。
上半身全体の筋肉を使って、特に首の近くの筋肉を鍛えられます。
仰向けになって腕で上半身を支える、逆腕立てのようなポーズも、肩甲骨付近の筋力や腰に効き目を感じる事ができます。
他にも体を動かす事を積極的に行う事を心がけて下さい。
ウォーキングや自転車に乗るのもいいです。
首の痛みが無くなっても続ける事
首の痛みが出始めたばかりであれば、3日ほどで症状は無くなります。
長期間首の痛みに悩んでいた人は、少し期間がかかるかも知れません。
根気よく続けてみてください。
長期間かけて体の筋力が衰えて、首の後ろに痛みが出てきています。
治ったからといって、すぐに止めてしまうと、すぐに症状はぶり返します。
症状がなくても、よく噛む事や体を動かす事は意識して生活に取り入れるようにしましょう。
首の痛みが何度も繰り返す
この独特の首の後ろの痛みを繰り返してしまう人も多いと思います。
他の人はこんな症状が出ていないのに、自分だけ何度もなってしまうという場合、原因は多分『歯並び』ではないかと思います。
普段、口をポカーンと開けていたり、口をきちんと閉じていないのでは?
奥歯をきちんとかみ合わせた状態を保って下さい。
この状態は意外と首の筋肉を使います。
歯並びの悪い人や口呼吸の人は、歯が噛みあっていない状態になりがち。
あまり首の痛みがひどいようなら歯並びを疑ってみましょう。
矯正器具を付けるのに大人は抵抗がある人も多いかも知れません。
最近はバイオプレートという、自宅でだけ矯正できるマウスピースを作ってくれるところもあるようです。
バイオプレートはバイオプレート専門の歯科医院でしかやっていないようなので、近所には無いかも知れません。
私がTVで見た時もアメリカ在住のセレブの方が使っていたのを見ただけだから。
調べたところ、東京と大阪のバイオクリニックでマウスピースを作ってくれるようです。
バイオプレートが気になる人はコチラのサイトです。
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首の痛みに襲われないためには、常日頃から奥歯をしっかり噛み合わせる事を意識して生活してください。