胃腸がゴロゴロ…下痢やおならを治す方法
胃腸からゴロゴロ音がする
腸の辺りから「ゴロゴロ」と大きな音がし始めて、止まらない状態になった人います?
結構大きな音がして、周りの人にも聞こえてしまうので、どうにかしたいですよね。
他にもこんな症状は出ていませんか?
- 胃に違和感がある
- 突然の下痢
- おならの回数が増えた
胃腸薬やヨーグルトで、一時的に症状は緩和すると思います。
でも、完治はしませんよね?
胃腸薬やヨーグルトはあながち方法は間違えていません。
惜しいとこまでやっているのです。
やり方がちょっと足りないだけ。
私はこの胃腸のゴロゴロの症状を完治させたので、治す方法の手順を教えます。
まずは胃腸がおかしくなっている原因を知る
おならの回数が増えているという事から、腸内細菌に悪玉菌の割合が増えているという事です。
腸内細菌のバランスが崩れると、一気に悪玉菌が増えていきます。
腸内細菌には『善玉菌』と『悪玉菌』と『日和見菌』という3種類がいます。
この『日和見菌』の性質が問題となってきます。
善玉菌の割合が多い時は、善玉菌の味方をするクセに、悪玉菌が増えると悪玉菌の味方につき、悪玉菌を増殖させてしまうのです。
ヨーグルトを食べて一時的に症状が良くなるのは善玉菌が腸に届いたから。
善玉菌を送り込むだけでは、またすぐに悪玉菌が増殖して、症状は元に戻るのです。
再び症状が出なくするのに必要な事は、「胃腸の殺菌・消毒」
一度、胃腸内の細菌を殺菌消毒するのです。
胃腸を殺菌・消毒して、なおかつ善玉菌のエサになるものを食べるのです。
胃腸を殺菌・消毒してくれる食べ物を投入しつつ、善玉菌も摂取して増やしていくのです。
胃腸の不調を治す材料
胃腸の殺菌・消毒に使う食べ物は『はちみつ』です。
はちみつには殺菌・消毒作用があり、オリゴ糖が含まれているため、善玉菌のエサとなってくれます。
- はちみつを食べる
- 乳酸菌を摂取する
これだけだったりします。
はちみつを食べる時の注意
- 加熱せず生で摂取
- 加糖ではなく純正はちみつを使う
はちみつは基本的に加熱せずに摂取してください。
加熱すると成分が壊れてしまうため、効き目がイマイチになってしまいます。
飲み物に入れるのもダメ。そのまま食べる。
胃腸を流れるスピードがゆっくりの方が、殺菌・消毒の効果が出やすいから。
とろみがある方が胃腸の壁にくっ付きやすい。
はちみつを購入する時は、必ず裏のラベルで材料を確認してください。
はちみつには2種類あり「純正はちみつ」と「加糖はちみつ」があります。
加糖はちみつは、砂糖を溶かし入れているので、摂取するのが砂糖になってしまうから意味がない。
値段がやすいため、加糖はちみつに手を出しがちです。
安いはちみつは違いますよ。
ラベルに「純正」と書いてあるものや「国産」と書いてあれば大丈夫。
はちみつというのは「生もの」です。
食品の特性上「生もの」という扱いになりますので、「国産」の商品を選ぶ方が安心です。
生ものなのですが、冷蔵庫に入れる必要はありません。
はちみつ自体に殺菌作用があるため、腐る事はまずない。
冷蔵庫に入れると固まっちゃうよ。
国産はちみつは手に入れにくいかも知れません。
スーパーなどでは中国産が多いから。
安全な国産はちみつが購入できるお店のサイトを紹介しておきます。
↓ ↓ ↓
こちらのお店にはニュージーランド産のマヌカハニーなども揃っています。
マヌカハニーには通常のはちみつには入っていない成分も入っているようなので、試してみるのもいいかも知れません。
値段が凄く高いんですけどね…。
乳酸菌の摂取で気を付ける事
乳酸菌のなかでも「ビフィズス菌」は、必ず毎日取る事。
ヤクルトなんかに入ってます。
会社にヤクルトレディが来てくれるなら、「ヤクルト400」を買ってみましょう。「ヤクルト400」は、ヤクルトレディからしか買えないレアものです。
なぜビフィズス菌を毎日摂取するのかというと、大腸にまで到達する乳酸菌はビフィズス菌だから。
他の乳酸菌は小腸で働くものがほとんど。
大腸と小腸の両方を攻めるためには、ビフィズス菌は必須なのです。
ビフィズス菌以外には、色んな乳酸菌製品を摂取してみてください。
人によって合う製品が違うようなので、自分の体の調子を見ながら試していってください。
ちなみに私は「R-1」と「ラブレ」が相性良かった。
乳酸菌は種類豊富に胃腸に送り込む事が大事です。
相性の良い乳酸菌を中心に色々投入していって下さい。
発酵食品で乳酸菌を摂取する
乳製品でお腹を壊しやすい人は、サプリメントで摂取したり、乳酸菌チョコレートや発酵食品などで乳酸菌を摂取しましょう。
乳酸菌は乳製品だけじゃなくて発酵食品にも入っています。
- 味噌
- ぬか漬け
- キムチ
- 麹(甘酒・塩麹など)
味噌は発酵食品の代表のような食材ですよね。
醤油も発酵食品ですが、大量に摂取するものに向いていません。
日頃から、味噌汁や味噌をつかった料理を食べるようにすると摂取しやすいと思います。
キムチやぬか漬けにも、乳酸菌は含まれています。
日頃の食事にプラスするだけなので、取り組みやすいと思います。
ちなみに漬物でも、浅漬けは乳酸菌は含まれてませんよ。
麹も乳酸菌が入っています。
塩麴を調味料として使ったり、甘酒を飲むのもいいです。
麹でできたヨーグルトもあって、乳製品がダメな人には向いているそうです。
サプリメントで効果のありそうなものを紹介しておきます。
ビフィズス菌と乳酸菌の両方が入ったサプリです。
2粒でヨーグルト5個食べるのと同じ量の乳酸菌が摂取出来ます。
もう一つは水が無くても食べられるゼリータイプのもの。
腸内環境を整えてくれるゼリーです。
「発酵乳酸菌」が入ってる。
胃腸のゴロゴロを治す手順
効率良く胃腸の調子を改善していくために、効果を最大限に生かせる取り方をしていきます。
はちみつは1日2回摂取
午前中に1回、寝る前に1回、空腹時を狙って投入してください。
1回目の投入は完全なる殺菌・消毒が目的です。
胃腸の中をはちみつだけが通過していくようにします。
はちみつを食べた後、1時間は飲み物を飲まないようにしてください。
2回目のはちみつ投入の目的は、殺菌・消毒の他にビフィズス菌のエサにする事です。
はちみつを食べて、30分ほど経過したらヤクルトなどビフィズス菌の入った食品を入れます。
同時に摂取してしまうと、通過するスピードが違うため、ヤクルトだけが先に到達してしまうから。
先にはちみつを入れて、腸にビフィズス菌のエサを撒いておくのです。
寝ている時に腸が活発に活動するので、寝る直前に投入すると効果的。
胃腸がゴロゴロなる症状は大腸を治すのに力を注いだ方が早く治ります。
大腸は治るのに一番時間が掛かります。
寝る時は大腸をメインにケアするのです。
乳酸菌の摂取の仕方
乳酸菌は寝る前に摂取するビフィズス菌以外は、種類は問いません。
1つの種類を3日ほど続けて、また種類をかえて3日ほど続ける。これを繰り返してみてください。
3日ほど続けるのは、定着させるため。増やさなきゃ意味がないから。
『腸内フローラ』という言葉を聞いた事があると思います。
「フローラ」というのは、『お花畑』という意味。
色んな花が種類ごとに固まって定着しているのが、腸の中のイメージです。
乳酸菌の善玉菌で、お花畑を作って行くと思って下さい。
これらを続けていく事で、改善していくはずです。
胃腸の不調はまたやってくる
もともと体質で胃腸の調子を崩しやすい人は、「胃腸の様子がおかしいな…」と思ったら、はちみつと乳酸菌で対応してください。
おならの回数が増えたり、うんちがプカプカ浮かんでいる状態なら、悪玉菌が増殖している証拠です。
お腹の中でおならを出しているのが、悪玉菌だから。
完治した後も、1週間に1回ほど、この方法を続けていると予防にもなります。
胃腸の調子がおかしくなる理由
これはあくまでも、私の場合ですが。
『食事の偏り』と『ストレス』が原因だったと思います。
治ってから気付いたのですが、『胃腸炎』だった可能性もあります。
胃が痛くなり、かなり腸の調子が悪くなって、仕事を辞めざるおえない状態でしたから。
『胃腸炎』だと思った時は、病院へ行くようにして下さい。
ストレスを感じると血流が悪くなります。
それに加えて、食事が偏っていると腸内細菌のバランスが崩れてしまうのだと思います。
食事の偏りが認識できるようなら、食事のバランスも調整していきましょう。
軽く運動する事で、血流が悪くなるのも予防できます。